外構補修のポイントとは?部分ごとに解説

マイホームを建てた際に予算がオーバーしてしまい、外構の仕上がりに満足できなかったという方も多くいるといいます。また、門扉だけを設置した、フェンスだけを張っているというケースも少なくないようです。駐車場を広げたい、アプローチにこだわりたいなど、新たな要望ができたときこそ外構補修のはじめどきです。今回は外構補修のポイントについて、詳しくご紹介いたします。

1.外構のリフォームとは

外構とは家の外回りにある設備のことを指します。つまり門扉・アプローチ、塀や駐車場など、すべてが外構にあたります。とくに外塀は常に雨や夏の強い日差しなどにさらされているため、汚れや劣化が目立ちやすく、定期的なメンテナンスが必要な場所でもあるのです。

また、以下に挙げるものが主な外構リフォームの具体例になります。トータルで補修をすると家の雰囲気を変えられて、新しい気持ちで毎日を楽しく過ごせるようになることでしょう。

1-1.ガーデンリフォーム

アプローチなどに緑や花々を植えることで、おしゃれな雰囲気になります。手入れのしやすい植物など、プロからのアドバイスを受けることで、より美しいお庭になるでしょう。

1-2.カーポートやサンルーフ

「家族の成長とともに車をバンなどのより大きなものに買い換えたいが、今のままでは駐車場のスペースがない」といった悩みがあるときも、外構リフォームは有効です。車を雨や風から守るカーポートを設置することで、屋外に駐車するよりも車の管理がしやすくなります。

1-3.目隠しフェンス

風呂場やキッチンが道路に面しているなど、外からの視線が気になる場合に有効です。最近ではデザインも豊富になりリアルな木目調のものから、格子状・ルーバー状のものまであります。コンクリート塀と違って圧迫感が少なく、自然に馴染みます。

1-4.その他

限られた敷地であっても、設計の仕方によって多目的スペースのようにすることが可能です。専門家と相談しながら、外構のリフォームを進める方がよいでしょう。

2.白華現象

コンクリートの外壁には、白華という現象が起こることがあります。すでにコンクリートの外壁を施工している方なら、こちらの問題でリフォームを考えているのではないでしょうか。

コンクリートの外構は遮断性が高く、外から家の中が見えないようにするために有効です。そういったコンクリートも年月を経ることによって、表面部分に白い斑状のものや線のようなものが浮き出ることがあります。この状態が白樺現象と呼ばれているのです。しかしこれが浮き出てきたからといって、耐久性などに影響が出ることはありません。

この現象は日当たりや乾湿の差が大きい場合、さらにもともとのコンクリートが固まる際の状況などが重なって発生すると考えられています。汚れているような印象を与えるため、外構の見栄えが気になる人は一度検討した方がよいでしょう。

3.ブロック塀の劣化は危険

白華現象は見た目の問題ですが、これ以外の場合は安全性の面から補修をする必要があります。なぜなら地震などが発生した場合、ブロック塀の劣化現象から崩れてしまう危険性があるからです。ブロック塀の内部に雨水などが浸水し鉄筋にサビが発生、それが進行しているためにヒビが入っているといえるでしょう。ブロック塀の目地にひび割れなどを見つけた場合には、要注意です。

4.塗装および洗浄の必要性

外壁塗装部分にカビが発生した場合、塗装をするか洗浄をするかを決めなければなりません。洗浄をせずに放置しておくと表面がアルカリ性から酸性に変化してしまい、劣化が早く進むようになってしまいます。

より長く外壁をよい状態で保つためには、定期的な洗浄を行うことがポイントとなってくるでしょう。ヘアークラックといわれる髪の毛程度の幅で深さが浅いものであれば、DIYで修理できます。その幅がヘアークラックのレベルを超えて、幅が1ミリメートル以上になった場合はプロに一度相談した方がよいでしょう。

5.外構の塗装

業者に頼んだ場合は高圧洗浄機で外壁の洗浄を行い、コケなどの汚れを取り除いていきます。その後下地処理・吹き付け塗装、ジョリパット塗装を行い完成です。

しかし外構が傾いている、または破損がある場合などはブロック塀の一部撤去が必要になります。さらに破損や劣化が進行している場合は、撤去して新しく設置する必要もあるでしょう。

一般的にブロック塀であれば新設費用の相場は17万円程度であり、ブロックの交換は一丁あたり2万円前後となります。塗装や修繕の価格は業者によって異なるので、事前に見積もりを取って確認するようにしましょう。

6.まとめ

外構補修は外壁などのリフォームとあわせて行うことで、より経費を抑えることができるというメリットがあります。業者に依頼する前に予算を含めて、検討する方がよいでしょう。

「ウィズコスモ」は、独自に開拓したさまざまなプロの専門業者と提携し、協力会費のみで運営しています。ほかの工務店のように職人を自社で抱えていないため、よりお客様に近い目線を保っているのです。

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