さまざまなメリットが期待できる事務所リフォームについて

社員が働く環境となる事務所には、基本的にトイレや給湯室などの設備があるかと思います。それらの設備は使用頻度が高いため、劣化スピードも個人宅に比べて早い傾向にあります。

リフォームによる改善が効果的となりますが、単に設備が新しくなるだけでなくさまざまなメリットが期待できるでしょう。そこで今回は、事務所リフォームのメリットや設備別のリフォームについてご紹介いたします。

1.事務所リフォームのメリット

事務所のリフォームをすることによって以下のようなメリットに期待ができます。

1-1.社員のモチベーションアップ

事務所で働く社員はトイレや給湯室などを常日頃使用していることでしょう。そのため、古い設備であることに不満を感じている可能性も考えられます。リフォームによって、社員のモチベーションを上げる効果には十分期待できるのではないでしょうか。業務とは直接的に関係のない部分ではありますが、モチベーションが向上して結果的に売り上げや業績にプラスとなるのであれば大きな意味があります。

1-2.会社の印象がよくなる

事務所には大事なお客様が訪れることも多いです。給湯室はさておき、トイレに関しては社外の人も使用することになりますので、その際に設備が老朽化していると、よいイメージを持ってもらうことも難しくなってしまいます。リフォームによって最新の設備にすることによって、会社の印象を向上させる効果に期待できます。

1-3.移転のコストダウン

設備などが古い場合にリフォームだけでなく移転という選択肢も考えられるのではないでしょうか。心機一転新しい場所に事務所を構えるというのもメリットがあるからです。しかし、移転には多額のコストが発生してしまいます。そのため、リフォームはコストカットにもなるということがいえるでしょう。

2.トイレのリフォーム

事務所の入っている建物によっても異なりますが、場合によってはタイル張りの古めかしいトイレである可能性もあるでしょう。その場合、洗面部分も質素な設備であることが多くなっています。もちろんトイレとしての機能がしっかりとしているのであれば問題はありませんが、リフォームによってより快適にすることが可能です。

トイレに関して挙がりやすい要望としては、まず擬音装置の取り付けではないでしょうか。女性だけでなく、男性でもほかの社員に排泄音を聞かれたくないと思っていることでしょう。そういった設備がない場合には、音を紛らわせるためだけに水を複数回流すというケースが散見されます。無駄に水を流すことは水道代というコストを増加させる行為ですが、リフォームによってその無駄をなくせます。

また、遮音性・防音性に関しても要望が挙がりやすい部分です。オフィスによってはワーキングスペースとトイレが隣接しているということも珍しくありません。トイレでの排泄音がワーキングスペースにまで聞こえてしまうとなると、安心して用を足すことはできませんし、全員にとって気分のいいものではありません。できる限り音が漏れてしまわないようにリフォームするだけでも快適性は向上するでしょう。

3.給湯室リフォーム

給湯室といえばガスコンロや給湯器、シンクなどがあり、お昼休憩や来客のお茶出しなどで使用されるイメージがある場所です。社内の人間しか使用しない場所ですので、あまりリフォームという発想にならない場所かもしれませんが、意外と使い勝手の悪さにストレスを感じやすい設備でもあるのです。

給湯室に求められるものは一つだけではありません。事務所によって使用スタイルが異なりますので、そうなると給湯室の設備もそれに合わせる形になるのではないでしょうか。たとえばガスコンロも、電気ケトルさえあれば十分といったものであれば不要な設備ということになります。たしかに便利かもしれませんが、使用しなければ意味がありません。

また、近年ではお弁当やタンブラーなどを持参するというのが一般的になってきました。それによってシンクの需要が上昇したといえるでしょう。給湯室には基本的にシンクは一つとなりますので、シンクを使用する人で順番待ちになってしまうことも少なくありません。そこでシンクの数を増やすリフォームをすることによって、機能性が向上し、社員のストレスも軽減されるのではないでしょうか。

4.事務所リフォームの注意点

事務所のリフォームにおける注意点ですが、その価値を見出せるかどうかということが挙げられます。個人宅とは違い、事務所リフォームはただ機能性などが向上すればいいというわけではありません。業績を向上させるということが仕事の目的ですので、その目的に対して何かしらの効果を与えられるのかという観点が大切ではないでしょうか。

社員に対してストレスを与える可能性があるものは改善、あるいは排除すべきですので、事務所の設備がストレスの原因になりうるのであれば、リフォームで改善するという発想が大事です。リフォーム内容に関して、ただ経営者の考えだけで行ってしまうと、かえって逆効果になる恐れがあります。実際に使用する社員の意見も参考にすることで、本当に価値のあるリフォームにすることができるのではないでしょうか。ただし、挙がった意見をすべて実現させることが難しい以上、実現されなかった部分において失望されてしまうというデメリットもありますので、よく考えて行う必要があります。

5.まとめ

事務所の設備がリフォームによって一新されることで、社員のモチベーションアップなどのメリットに期待ができるでしょう。また、快適な職場環境はプラスの要素であることは間違いありませんので、積極的に行うべきではないでしょうか。「ウィズコスモ」では、事務所内のトイレなどのリフォームも承っております。無駄なコストもありませんので、まずは無料お見積もりからお問い合わせください。