塗装の種類はどういう塗料を用いるのかによって決まってくる!

 

塗装の種類を選ぶ際、どういった塗料を用いるのかによって、仕上がりや耐久性などが大きく異なっていきます。そのためどういった塗料を用いるのかは、非常に重要なポイントになるのです。ここでは外装塗装や屋根塗装に用いられる塗料を5種類、内装塗装で用いられる塗料を3種類紹介していきます。

1.外装塗装や屋根塗装で用いられる塗料の種類

外装塗装や屋根塗装で用いられる塗料は外気にさらされることになりますので、なによりも耐久性が欠かせません。塗料において耐久性がないと、外壁や屋根がダメージを受けてしまい、住宅の耐久性にまで影響を及ぼしてしまうことになります。

ここでは外装塗装や屋根塗装に主に使われる塗料の種類に関して、5種類を紹介していきます。それぞれの特徴を知っておくと役に立つことでしょう。

1-1.塗料の単価が安いアクリル系塗料

ホームセンターでも購入できることもあって、ほかの塗料に比べると単価が安いという特徴を持っています。DIYなどで頻繁に塗装したいのであれば、非常に向いているといえるでしょう。

ただ単価が安いこともあって、屋根や外壁を保護するために用いるには向いていないといえます。耐用年数が3年から8年程度であるため耐久性が低く、すぐに塗りなおさなければいけなくなるのです。

1-2.弾力性があるウレタン系塗料

アクリル系塗料と同様に、ウレタン塗料も以前から使われています。アクリル系塗料と同様に安価に手に入れることができ、さらに紫外線に強いことが特徴です。耐用年数は5年から10年程度になっているため、コスパもよいといえるでしょう。

ウレタン系塗料は弾力性があることから、さまざまな素材に対してしっかりと密着できるのです。凹凸があるような素材に対しても、塗装を適切に行えます。

1-3.コストパフォーマンスに優れたシリコン系塗料

住宅の外装塗装や屋根塗装において最も用いられるのが、シリコン系塗料です。費用と効果に対するバランスが一番よく取れた塗料に該当するため、多くの人が利用している側面があります。雨や汚れなどをはじく効果があり、耐用年数が8年から15年と長めであることも魅力といえるでしょう。

1-4.新しい種類であるラジカル系塗料

ラジカル系塗料は従来の塗料で発生していたチョーキング現象を防ぐために、2012年から販売されたタイプの塗料です。耐用年数は8年から16年と比較的長いこともあって、近年注目されている塗料にあたります。

1-5.価格が高価なフッ素系塗料

フッ素系塗料はほかの4種類の塗料に比べて価格が高いものの、そのぶんだけ塗料としての効果も高くなっています。フッ素系塗料は比較的自然環境に強いこともあって、耐用年数が12年から20年と長く、その間メンテナンスが要らないという特徴があるのです。

住宅においては外装に用いられるより、屋根に用いられることが多くなっています。耐用年数が長くメンテナンスがさほど要らないことから、高層ビルや鉄塔などで用いられます。

2.内装塗装で用いられる塗料の種類

内装に用いられる塗料は外装と違って、住んでいる人に対しても配慮することが求められるのです。実際にはさまざまな種類がありますので、状況にあったものを選ぶとよいでしょう。ここでは内装塗装において用いられることが多い、3種類の塗料について紹介していきましょう。

2-1.化学物質が含まれていない自然塗料

内装塗装においてなによりも安全性を担保したいのであれば、化学物質が一切使用されていない自然塗料がおすすめです。用いている素材は珪藻土・植物・鉱物・粘土などで、自然素材のものになります。

自然塗料はほかの塗料に比べると、単価が高めに設定されているので注意しましょう。また、乾燥するまでの時間が長いので、しっかりと換気を行わなければいけません。

2-2.内装塗装ではメジャーなアクリルエマルションペイント(AEP)

内装塗装において最も使われる塗料が、AEPと呼ばれるものです。AEPはアクリル系の水性塗料であり、室内で用いたとしても健康に悪影響を及ぼすものが少なく、それほど臭いがしません。色つけが簡単にできて、比較的安全なため最も使用されています。

2-3.木目を引き立たせるために用いるオイルステイン

住宅に木材が使用されているとき、木目を引き立たせるために用いるのがオイルステインです。オイルステインは木材自体を守る効果はなく、木材を利用して着色させるために用います。

3.まとめ

ここでは外装や屋根で用いられる塗料を5種類、内装で用いられる塗料を3種類紹介していきました。どういった塗料を用いるのかによって、いつ塗り替えをしないといけないのかが決まっていきます。塗料の種類にも注目をしておくとよいでしょう。

塗装においてはどういう塗料を用いるのかによって、大きな違いが出ます。コストと効果をよく考えながら、塗料を選んでいきましょう。

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